私は「覚える」と「憶える」が、バランス良く出来てる方がとても好きです^_^
私的に、この2つの違いをこう捉えています。
・覚える⇨感じたものが〔身体に入った後に〕、その正体や存在に気づくこと
…《恐怖を覚える》《怒りを覚える》《喜びを覚える》など。
・憶える⇨心に意図を持って、身体に入れようと努めて行うこと
…《暗記科目を憶える》《電話番号を憶える》《整理されたものを憶える》
前者に必要なものは、よけいな思考よりも行為や感受に集中すること。
後者に必要なのは、論理的な思考を使いながら対象や方法に集中すること。
もちろん、どちらも大切ですが、スポーツや芸事、職人さんにおける手順を付けるとしたら多分、
《覚える》の後に《憶える》
なんですよね〜^_^
そういえば、
知り合いの料理人が使う、
新米弟子への口ぐせが、
「頭で憶えるんじゃねえ!手で覚えるんだよ!」
でした^_^
(多分、漢字にするとこうなると思います笑)
私も学生達に「憶えなくていい」とよく伝えますが、最初から頭に記録して憶えようとすると、知らず知らず情報を限定してしまって見過ごしが多くなります。
他のことに気づけなくなるんですよね(⌒-⌒; )
なので、地味ではありますが、最初はやはり、繰り返しの反芻反復という行為に集中してもらって、身体や感性で覚える=感覚、が一番なんではないかと思うのです^_^
繰り返し続ける時間に勝るものはないってことですかね^_^